外資系の企業が日本にも多く進出しています。その中には外資系ITコンサルタントと呼ばれる職種があるのをご存知でしょうか。特にエンジニアの求人情報などをみていると、企業の業務紹介でコンサルティングファームといった言葉も飛び交っています。
聞いたことがある、見たことがある、という人がいる反面、全く知らないという人もいるでしょう。
これからは頻繁に見聞きする言葉かもしれません。簡単に説明をすると、それぞれ企業には何かしら問題を抱えています。多くの場合は外から見て気づくことはありません。
実際に働いている社員でさえも、問題点について気づいていない場合が意外と多いのです。問題点が何か分からないが、最近業績が落ちている、ということがあります。原因は分からないが、業績は数字で判断出来るのですぐに分かります。
このような問題点が何か分からない、といった企業を助ける役目を担っているのがコンサルティングファームです。
高いスキルを持った集団によって、企業の過去から現在の資料を基に問題点を発見していきます。そしてその問題の解決策を提案し、実行することもサポートしてくれます。
更に外資系ITコンサルはその問題解決に向けて、基幹システムをプランニングからプログラムまで一括で行うことができますので、業績が落ち始めた段階で活用すれば、大事にならずに業績回復が見込めます。
現実的な問題として、コンサル料金は安くはありません。ですが一度業績が落ちてしまい、銀行や取引先との間で発生する問題やリスクを考えると決して損ではない、ということは多々あるのです。ただ、それだけ窮地に立たされた企業の立て直しに関わることもあるため、責任が降り掛かってくることは覚悟しておかなければなりません。
もし、これからこの業界で働くことを考えている方は、外資系ITコンサルタントの仕事内容をきちんと知ることはもちろん、専門的な知識・技術そして社会情勢・世界情勢などにも精通しておくことが求められます。
